正月からぴったりスペクトル系列に入る計画は失敗.
東急ジルベスターコンサートは成功していたけど.
2006年は初めて海外に行った,記念すべき年でした.
2007年はもっとまじめに日記つけます.
最近,紙でできた鏡餅というものが普通らしい.
年末恒例行事として父母と妹と中華街に食べに行った.
もうすぐスペクトル系列に入れるかもしれない.
なんでもの準備もせんとな.
$\lim^1$ が消えるとうれしいと言っている人(自分が実際に会ったことがあるかは不明)の気持ちが分かった気がした.
ある意味必要に迫られてというか,代数的トポロジーの勉強.
$S^n$ は $2n+2$ 点集合に適当な位相を入れたものと弱ホモトピー同値であるらしい.
有限集合に位相を入れたものは単体複体の単純ホモトピー理論に使えるという話も小耳に挟んだな.
はーむぺーじの作者名で検索するとはーむぺーじが最初に出てくるのはなぜだろうか.
昨日は同相群の研究集会でお話させていただいた.
愛媛でのK君の発表は色々と参考になった.
色々と波乱含みではありながらも自分の話はなんとか無事に終えることができた.
全体としてよい研究集会だったと思う.とにかく顔を知っていただけただけでも.
坪井研忘年会@英香.教養に富んだハイレベルな飲み会だった.
キャサリン氏に初めてお会いした.
少なくともギリシャ語とフランス語と英語と日本語とが話せるらしい.
同じ知覚が万人に共有されていると信じている人は多いんだろうか.
僕は小学校で字を習ったとき,他人にも同じ字が見えてるのだろうかとか思ったなあ.
今日の言葉:
「最近はトーラス上の旅人算とか出るんです.」
「有限群の同型類の数を数えさせてます.」
「脳みその universal covering」
OHP 書き星人.
愛媛の研究集会は良い発表を聞くことができた.
研究集会の谷間だ.
学部生の日記を見ていると,皆ぐんぐんと先へ勉強していてすごいと思う.
相手に取り込まれることなく,相手を理解するということが,やさしいものと難しいものがあるのではないのだろうか?
一年の熱力学の授業は分からなかった.先生は,そのうち感覚が麻痺して,分かるようになります,と言った.
午前のセミナーでは睡眠病を発症しなかったが,午後は発症してしまった.
今日は数学辞典を使って,可微分多様体の復習をしました.
自分の勉強は別として,僕の研究室の人々の多くは,日々可微分多様体に向き合っている訳です.
必然的に可微分多様体について見聞きすることも多い訳ですが,そのような中でもう一度基礎を見直してみるのも新鮮なも
のです.
最近(…)色んな物がテンソル場であることは分かってきたのですが,結構色々なものがテンソル場のリー微分でもあるらしい.
私のしているような泥こね流・粘土数学には到底不可能な建築物であり構造物です.
いや,粘土数学は個々の対象が建築物であり構造物だから問題ないのかもしれない.
ノザワ君のように空気の吸うがごとく数学できるようになりたいぜぃ.久しぶりに対抗心を燃やしてみる.
16日から松山に行ってきます.
T さん就職祝賀会兼忘年会.
PAMS の話題をふられる.
Whitney の,大層古い論文を読んでいる.
力学系ではおそらく基本的とされる結果の証明.
結構一般的な状況で示されているから,General Topology の仕事としての価値も小さくない.
なかなか地道な仕事をやった人であるとの印象を受けた.
東大滞在中の独逸出身の V さんを囲み,T 井研で食事.
うどんとそばの原料から派生して日本語「麦」の意味についての話に.
「麦」は wheat, barley, rye, oat と分割されるものであるらしい.
確かに,小麦,大麦,ライ麦,燕麦と言って区別できるのだが,
言われてみれば麦とは大雑把なまとめ方ではある.
PAMS キター.
同じ院生室の先輩の論文も載ってました.
平凡な一日だ.
宗教勧誘っぽい話を消したのに深い意味はなくて,ただ視覚的に好ましくないと思ったからです.
M先生と集合と位相の授業関係のお話.
「空な族の交わり」も全体集合が文脈からはっきりしている場合には意味を持つことにしているそうだ.
今日はめちゃくちゃ眠かった.ラムダ計算の授業で証明が始まって,途端に眠くなり,
ほとんど判読不能な字になりかけながらもノートだけを必死にコピー.
喫茶店で後で見てみたら証明はフォローできた.よかった.
数学をやってる人のブログを色々見てると,数学の分かり方って人それぞれなんだなと思う.
加群の拡大の話で随伴束そっくりの構成が出てくる理由を教えてくれる人はいませんか?
生きるすべについてもっと真剣に考えるようにと父上母上からのお言葉.
もう百回位聞いたようには思うけど,ときどき聞いておかないとなあ….
去年の Morse 理論セミナーに引き続いて,今年も Morse に対する尊敬度が上がった.
集合論的数学と圏論的数学との間の反復横飛び.
はやめることにする.
河田のホモロジー代数は単体的ホモロジーを勉強してから勉強するようにできている本であるということが分かった.
Chapman の論文は噛みごたえがありそうだ.
長い直線の接束は自明でないというが,どう自明でないのか?
数理の先輩の作られた詰将棋「最後の審判」に感動した.
当作品では後手玉のほかに先手王が配置されている.もし先手王に王手がかかったら,
後手玉に王手をかけ返しつつ同時に先手王の王手を回避する必要がある.
当作品は一見詰まない.最善手と思われる手を指し続けると循環する.
しかしながら,その途中で後手が歩を合駒に用い,これが先手王への王手となっている.
先手はこの歩を取ることでしか王手を回避することができない.
しかし,「連続王手で同一局面が四回出現は王手を掛けた側の負け」であった.
したがって,先手が四回目に歩を取ることは合法手でない;故に,先手王は詰んでいる.
これは,さきに後手が歩を打つことが打ち歩詰めの反則であることを意味する.
かくして,後手は打ち歩以外の手を指すほかない.その結果,後手玉は詰む.
参考サイト
喫茶店で近くに座っていたカップルが明らかに男女とも鉄オタで
女のほうは京王か京急に就職したいと言っていた.
かなり不思議なカップルだった.
ちょっとちょっと,分かる話をするのは勉強の邪魔だからやめてよ.
青い傘を買ってそれに「青雲丸」という名前をつけた.十六本骨の傘です.よろしく!
つまらないネタです.読まないで下さい.
1. 任意の全順序部分集合が上界を持つような順序集合は極大元を持つ
2. 任意の空でない全順序部分集合が上界を持つような空でない順序集合は極大元を持つ
まことのような夢からさめると
夢のようなまことのはなし
球面も裏返るような
はなし
ホモロジー代数の勉強をするにはもったいない
微分幾何の勉強をするのももったいない
書を捨て街へ出よう
紙を拾い絵を描こう
郵政民営化支持が自民党復党のための条件だそうだ.
これは必要条件なのか,十分条件なのか,必要十分条件なのか.
10月21日の珈琲店の常連とみなされつつあるらしく,珈琲券なる名の11枚綴りの回数券を勧められた.
もちろん買った.
新宿某会に通っている母校の後輩が,「テンソル君」という漫画を書いたらしい.
テンソル積の普遍性を説明することだけのために,漫画のキャラクターなどを作っていいのだろうか?
生まれてきたキャラクターのことをどう思っているのか?
かぼちゃのランプに反例がみつかったらしいよ,の○わ君.
もうみんな訳わからん.助けて.
Kirby の有名な論文とか,古い論文ばかり見ていたので Annulus conjecture は未解決と勘違いしてしまったけど,
S^4 内の S^3 の場合が最後に解決して,定理になっているんですね.噂の Casson handle を使うのでしょうか.
−セミナーをしましょう−
Daverman, Repovš の最近の論文などを読み,General topology と Geometric topology とに
橋を架けましょう.余裕があれば Čech-homotopy 論とも呼ばれる shape 理論の勉強をしましょう.
Annulus conjecture が局所平坦な球面対についての Schoenflies の定理からは従わないことを納得した.
分からないもの,分からないことを浴びるだけ浴びておくのが仕事だ.
今日の寝る前の一時間くらいで,次のことを証明してみて中々楽しかった.
(注)今日の日記でコンパクトは Hausdorff
X, Y を弱 Hausdorff 空間,つまり任意のコンパクト空間からの連続像が
閉集合であるような空間とする.このとき,連続関数の空間 C(X,Y) に
コンパクト開位相を入れたものは再び弱 Hausdorff である.
この主張が間違っていても責任は負いません.
京都の某珈琲店のような落ち着いたところが近所にもあった.
かなり旧い,コーヒーの薀蓄本のようなものが置かれている.
主人はかなりのコーヒーマニアらしい.
「月刊喫茶店経営」などという見たこともない業界誌まで置いてあるし.
ここのミルクはコーヒーと混ざりにくい.コーヒーの表面に出てくる dynamics をついつい観察してしまった.
暫くの間京都に行っていた.数学関係で京都に行くのはもう5度かそこらにはなると思うが
今回の京都は内容が濃かった.行って損はなかったと思う.
前半は集合論の研究集会ではっきり言って僕には全然分からなかったのだが
ポーランドでも噂だったYさんの発表を目にすることができた.
後半は General Topology の研究集会だったが,アメリカの人の
generalized covering space の話が興味深かった.
京都にいる間,Edwards の論文がかなりすんなりと読めた.
論文読みの場所として京都の某珈琲店にはだいぶお世話になった.
泊まったところはかなり古い,かといって格式高い訳でもない安旅館.
風呂は順番に使うようになっていて,順番がくると爺さんがインターホンで連絡する.
待ち時間が長くなるときは爺さんが二階の僕の部屋までのそのそ上がってきて,
サンガリアのメロンソーダとかをもってきてくれた.
いい宿だった.が,眼鏡を洗面台においてきてしまった.忘れ物癖はまだ直らない.
最近,野水の「現代微分幾何入門」を読んでいます.
昨晩は眠れなかった.朝になりそうだったので,寝るのはあきらめ大学に行ってみようと思った.
たぶん午前6時に大学に着いて,ソファで仮眠ののち
午前のセミナーに出たと思うのだが,この間の記憶が異様に薄い.
H 先生の授業を受けてやや正気を取り戻す.
「S くんオリエンテッドな授業なんだけど」
「こういうの,やました君好きでしょ?」
とか,やたらとアットホームな授業でした.
その後,駒場図書館で寝る.目が覚めたら午後6時.
短い一日だった.
無知は尊く理解とは幻.
それでも自分にも分かることが少しだけある.あってよかった.
今日は比較的調子がよかった.近所にあるジョナサンで勉強してみた.
評判どおり,なかなかよい.
服部先生の「位相幾何学」を,図式の可換性をひたすら確かめながら読んでいたことがあったのだが
自分でも驚くほど身についていない.もう一度勉強せよとの神のおつげか.
こんなことで安心してはいけない
ArXiv math.GN/0610214(10 月 9 日午前 9 時より)
モース理論セミナーも微妙な足跡を残している.
今日はH先生の授業を受けた.
Sくんの姿が見当たらなかったが,無事だった.
今日は全体的に一日中眠いのを我慢していて,夕飯のあとでようやく仮眠をとることができたのだが,
こうしたときの目覚めは大変気持ちよいものだなと思った.
だいたい人間の脳みそなんて人により働きは違うんだから
学部時代の授業を一律な年数で通過させるなんてのも本来おかしいと思う.
何年でも気の済むまで居ていいような雰囲気があっていいじゃないか.
ここ数年ひたすら目を背け,そして考えないことにしていた事実を改めて意識してみた.
某講義の配付資料に関する M 先生との議論が最近熱い.
周りに誰もいないとついつい Ukončete prosím... を言ってしまいます.
論文に少し加筆.TeX を打っていると,なんか知らないけど生きている実感がする.
「空間の点における芽」という名の空間を定義しようと思ったがうまくいかなかった:
逆極限 lim_{x\in U} U は Hausdorff 空間では単なる一点.
芽は空間ではないのか.なんなのか.
ホモロジーを使わずにも示せそうであってどうしても使わないと示せない定理たちがある理由を哲学的に説明できないか?
プラハの地下鉄の扉が閉まるときに流れる自動放送が気になっていたのだが
Ukončete prosím výstup a nástup, dveře se zavírají.
と言っているのだそうだ.